参考文献,調査

突然ですが、本を出しました。

私はこのブログの他にも3つのブログを運営しているのですが、その内のひとつが書籍化することになりました。

とは言っても今回のは電子書籍なので大したことはないのですが…

ありがたいことにそれ以外にも、現在進行形で複数の出版社から紙の書籍化のお話をいただいており、嬉しい悲鳴をあげているところです。

ブロガーふくめ「物書き」に携わる人間にとって、ブログの書籍化は大きな目標であり夢の1つでもありますよね。

しかし、ブログを書籍化する方法についてしっかりと解説されている記事にはあまりお目にかかれません。

そこで今回は、ブログを書籍化する具体的な方法とはなにか?ブログで夢の印税生活をおくることができるかどうか?…について、私の経験を踏まえつつ、かんたんに解説していきたいと思います。

1.ブログ書籍化で印税生活って…

本を出版するとよく聞かれる質問のひとつに、「夢の印税生活じゃん!いくら入ってくるの?」というものがあります。

結論から先に言ってしまうと、私のようなド素人が1冊2冊本を書いたくらいでは、印税収入なんてお小遣い程度にしかなりませんよ。もちろん“印税だけで生活する”なんて夢のまた夢です。

夢を壊してしまって申し訳ございませんが…まぁそんなもんです。世の中そんなに甘くはございませんです。はい。

では次に、皆さんがもっとも気になるであろう“本の印税”についてくわしく説明いたしましょう。

 

2.印税の計算方法は?

“印税”と聞いてしまうとなんか複雑な計算をするんだろうと身構えてしまいますが、実はとっても簡単です。一般的には下記のような公式となります。

定価 × 発行部数 × 印税率

印税率は初版で7~8%、二刷以降で10%前後が多いようです。有名な作家とかだと初めから10%以上とかもあり得ます。印税率は著者と出版社のあいだの契約で決まります。まあ、素人の場合はほぼ出版社のいいなりですので交渉の余地はありませんが…。

また発行部数とは実売(実際に売れた数)ではなく、印刷され世の中に出回った数です。つまり1冊も売れなくても発行してしまえば印税が入ってきます。

 

…どうですか?意外と簡単でしょ?

現在、書籍の平均金額は1,100円前後ですのでこれをもとに発行部数ごとに印税収入をシミュレーションしてみましょう。

1,100円 × 3千部 × 8% = 26.4万円
1,100円 × 5千部 × 8% = 44.0万円
1,100円 × 8千部 × 8% = 70.4万円
1,100円 × 1万部 × 8% = 88.0万円
1,100円 × 3万部 × 8% = 264.0万円
1,100円 × 10万部 × 8% = 880.0万円
1,100円 × 30万部 × 8% = 2640.0万円…

つまり、年に4冊の本を書いてそれぞれ30万部ずつ発行したとしたら…印税だけで年収が1億円を超えるということですね。

もう何もしなくても毎日チャリンチャリンお金が入ってきて笑いが止まりません!

 

3.書籍の発行部数はどのくらい?

しかし、現実的には30万部なんて無理です。プロの作家だってめったにありませんから。(余談ですが松岡修造カレンダーが30万部を突破して大ヒット!というニュースが昨年末あたりに流れていましたね。)

最近の出版業界では、紙の書籍を初版で1万部以上も印刷することなんて、よほどのベストセラー作家じゃない限りありません。

中小の出版社だったら3,000~5,000部、しっかりマーケティングをやるような大きな出版社でも5,000~8,000部とかじゃないでしょうか?しかもほとんど初版で終わりです。

ちなみに私が話をしている大手出版社では、いまのところ7,000部くらいで想定しているそうです。

しかも電子書籍の場合はさらに少なく、一般的には紙の書籍の10分の1くらいだとお考えください。1,000~2,000部くらい売れれば…まあそこそこ頑張った方じゃないでしょうか。

出版社のひとに話を聞いたところ、1万・2万部いけば電子書籍の世界では大ベストセラーですよ!とのこと。

まあ、電子書籍は今後どんどん市場が伸びていくでしょうから、今のうちに何かしらのテストマーケをしておくのもありかと思います。将来に期待ですね。

 

4.ブログ書籍化だと印税はどのくらい?

ブログの書籍化くらいのお話ですと、紙の本で3,000~4,000部くらいじゃないでしょうか?つまり印税収入は30万円くらいかな。。

力のある大手出版社がそれなりに頑張ってくれても初版7,000~8,000部だと思います。この場合でも60~70万円の印税ですね。

それなりに有名なブロガー(たとえばイケハヤ尊師とか)でも一冊数十万円の印税収入だと思いますよ(と本人も言っておりましたし)。

電子書籍の場合ですと…まあ数万円とかですかね。しょぼい…。

 

5.書籍化のメリットとは?

ちなみに今回の出版については、私は本が売れて欲しいとはまったく思ってません。別に印税なんてどうでもいいです。(もちろんくれるなら欲しいですけど…)

それよりも本を出した!という事実がそのブログとブロガーの信用度・信頼度を格段にUPさせてくれる事に期待したいです。いわゆる“箔がつく”ってやつですね。

書籍化による印税収入そのものよりも、ブログのPVや定着率が改善して、Google AdSenseやアフィリエイトからの広告収入が増えたほうがよっぽどお金が儲かります

例えばブログ本を出したことにより、PVやらリピート率やらが改善して広告収入が10%増えたとしましょう。1か月の広告収入が50万円あるブログの場合、月5万円が増えることになります。

1年間で5万円×12か月=60万円の売上増、3年で180万円、5年で300万円です。印税収入よりも、こっちの方がよっぽど現実的でおいしい収入じゃないでしょうか?

…まあ、PVが伸びればですけどね。

 

6.書籍化には3種類ある!

ちなみにブログの書籍化といっても下記の3パターンがあり、それぞれメリットデメリットがあります。

紙の書籍

書籍と言えばやはり紙の本を思い浮かべるひとがほとんどでしょう。なかには紙の本じゃないと書籍ではない!と思っているひともいます(特に高齢になればなるほど)。

このように、紙の本は他では得られない権威性があります。著者側としても「本を出したんだ!」という満足感がありますよね。

紙の本は徐々に売れなくなってきているとは言え、まだまだ電子書籍に比べて圧倒的な市場規模を持っています。印税収入も多いです。

デメリットとしては、やはり印刷する手間やコストがかかりますので、電子書籍に比べ格段にハードルが高いです。よほどの人気ブログじゃないと声さえかからないと思います。

お声がかかってからも、出版社側と入念に打ち合わせを行なたり…一緒に企画をブラッシュアップしていったり…。

実際に書籍化が実現するまでには、想像以上の労力と時間がかかります

私の場合も、土日に打ち合わせに出版社へ訪問したり、終電がなくなる時間まで打ち合わせをしたり、かなり大変でした。。

実力のある出版社ほど、このへんの手間ひまはかかると考えてください。ある程度の覚悟がないと紙の書籍は難しいですよ。

電子書籍

最近、急激に売上を伸ばしている電子書籍。KindleやKoboのブックリーダー端末をはじめ、スマホやタブレットでいつでもどこでも本を読むことができます。

書籍化のハードルも低く、紙の書籍と比べて驚くほどのスピードで書籍化が進みます。もちろん出版社にもよるでしょうが、最短1ヶ月くらいでストアにあなたの本が並ぶこともあります。

印刷がない分、出版社にとってもリスクがないため、かなり気楽に話は進みますが…裏を返すと、あまり真剣に考えてくれていないということ。

内容も「勝手にリライトして勝手に売るから、この契約書にサインして〜」的な感じが多いです(少なくとも私が経験した限りでは)。

マーケティングやセールス戦略が不十分なまま世の中に放たれるため、当然ながら売れる確率は低くなりますし、書評やレビューで悪いことを書かれる確率も高くなります。

まあ、まだまだ発展途上な市場なので、けっこう適当ですよね…。

ちなみに電子書籍を取りあつかうストアとしては、アマゾンKindleストア、AppleのiBook store、楽天Koboイーブックストア、ソニーReader Store、紀伊國屋書店、BOOKWALKER、MAGASTOREなどが挙げられます。

自費出版

自費出版とは、文字どおり自分で費用を負担し自分で本をセールスする方法です。

ひとくちに自費出版と言ってもさまざまな方法があります(ここでは詳しく書きませんが)。いずれも書籍化するまでの工程すべてに自分が携わることになるので、めちゃくちゃ時間がかかり大変です。

また、出版社を通した書籍化なら自分のお金を使うことはほぼありませんが、自費出版には多額のお金がかかります。ピンキリですが、数十万円〜数百万円のお金がかかることを覚悟しなくてはなりません。

販路も後ろ盾もない自費出版は、販売数にも期待できませんので、書籍化にかかった費用を取りもどせることは稀と言えるでしょう。

 

7.ブログを書籍化する方法とは?

さて、前置きが非常に長くなってしまいましたが…ブログを書籍化する具体的な方法をいくつかご紹介したいと思います。

これらはすべて、実際にわたしが行なった方法です。当たり前のことが多いですが…まあ当たり前のことをしっかり実践することが大切だということですよね。

問い合わせ先をしっかり!

出版社の編集者や編集プロダクションの編集者、出版ディレクターと言われる人たちは、常に書籍化につながるような面白いネタを探しています。

ネットサーフィンで面白いブログをさがすという行為も、ごく一般的に行なわれています。

しかし、どんなに良いブログを書いても、あなたと連絡がとれる手段がなければ、書籍化の話は舞いこんできません。

かならずブログの目立つところに“問い合わせ先”を設置しましょう。

書籍化を募集する!

問い合わせ先を設置する際には「書籍化のお話などのお問い合わせもこちらにどうぞ」などの一言を添えるようにしましょう。

その一言があるのとないのとでは、まったく印象が違いますよ。

アクセスを増やす!

とっても当たり前のことですが…アクセスがぜんぜん無いようなブログに書籍化の話があるわけはございません。

最低でも月間30万〜50万PV(Google Analytics 計測)くらいは必要でしょう。月間100万PVあれば、出版社から書籍化のお誘いがたまに来るレベルだと思います。

役に立つことを書く!

本とは、無料で読めるブログとは違い“お金を払って読むもの”です。

なんの役に立たないものを1,000円も出して買うひとがいるでしょうか?いるわけありませんよね。

読んで「なるほどなぁ」と思えるもの、人とは違った視点から物事を観察したもの、ゲラゲラ笑って幸せな気持ちになれるものなど…お金を払ってでも読みたい!と思えるブログを書きましょう。

分野に特化したノウハウ系に!

もっとも簡単な方法は「ある分野にとことん特化したノウハウ系のブログ」を書くことです。

これ以上、この分野にくわしいサイトはない! GoogleやYahoo!で検索すると、その分野ではかならず上位に表示される! …くらいをめざして記事を書きましょう。

また、あなたがその分野の専門家であること、権威性があることをアピールすることも大切です。

自分で売り込む!

積極的に自分で出版社に企画を売り込むという方法もあります。簡単な方法としては企画書を書いて、問い合わせ窓口にメールで送る方法です。

企画書は、タイトル案・企画コンセプト・目次の一覧・あなたのプロフィール・アピールポイント(月間PV数や人気ランキング、メディアに取り上げられた実績など)を盛り込みましょう。

もちろん、ほとんどの場合は読まずに捨てられると思いますが…懲りずにさまざまな出版社に定期的に送り続けてみましょう。

運が良ければ、編集者の目にとまることがあるかも知れませんよ。

 

最後に…|金を取る業者は詐欺ですぞ!

最後に1つだけ注意点をあげるとすれば…書籍化を進めるにあたってお金を要求されることはまずありません。

しつこく勧誘されたり、出版前にお金を要求されるような場合は…残念ながら詐欺である可能性が非常に高いと言えます。

なかには、自費出版を勧められて100万円近いお金を支払わされた事例もあります。

本はちゃんと出来上がってくるので騙されたことに気づかないノンビリした人もいるようですが…

自腹でお金がかかると言われた場合は、間違ってもOKしてはいけませんよ!

 

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