ラーメンとユーザー体験の話

昨日の話です。

野暮用があって、朝から妻と一緒に新宿伊勢丹に買物に行っていたのですが、

子供も預けてきたことだし、せっかくだからふだん子供と一緒じゃ食べられないラーメンでも食べようじゃないかという話になったんですよね。

新宿には「風雲児」やら「麺屋 武蔵」やらうまいラーメン屋がたくさんあるのですが、

ちょうど伊勢丹の近く(歌舞伎町のゴールデン街の中)にある「ラーメン凪」という店が有名だっていうので、そこに行くことにしたんです。

 

ラーメンの“味”は天下一品! だけど…

「ラーメン凪」は煮干しラーメンで有名な超人気店らしく、食べログは3.62の評価。

ラーメン凪の店構え

これが「ラーメン凪」の店構えね。

新宿ゴールデン街の様子

ちなみにお店のまわり(ゴールデン街)はこんな感じ。

ごみごみしたゴールデン街をワクワクしながらお店に向かい、人一人しか通れないようなしょんべん臭い狭い路地に15分ほど並んだあと、いよいよ店内へ。

せまい店内、右側

狭い店内、左側

…せっま。

写真で見ると「いや、そんな狭くないじゃん」って思うかもしれませんが、実際にはカウンターの向こうに店員2人とホールに1人、

8席しかない座席(写真にうつっているのが全部)にはラーメン通の小太りなおじさん達がギュウギュウに押し込められているわけです。

狭いを通りこして酸欠状態。蟹工船のタコ部屋だってこれより広いんじゃないかな?知らんけど。

すごい煮干しラーメン凪

ラーメンは美味かったですよ。

煮干しラーメンははじめてでしたが、いままで食べなかったことが悔やまれるくらいの一品だったと思います。

…でもね、正直あんまり味を思い出せないんですよね。

ラーメンは(たぶん)美味しかったと思うんですが、それ以上にお店が狭すぎて居心地が悪く、食べた気がしなかったんですよ。

隣りのおっさんの食い散らかした汁がビシャビシャ左手に飛んでくるし、

店員や客が後ろを通るたびにガツガツと背中に体当たりされるし、

酸欠のうえ空調も切ってるから蒸し暑くて(食べる前から)汗ダラダラだし…

もう居心地悪すぎるから一刻も早く解放されたくて、ささっと食って逃げるようにお店を後にしました。

結果的に、ラーメンの味よりも“居心地が悪くて早く帰りたかった”という記憶しか残っていないんです。

 

僕ならこういう“お店作り”はしたくない

アフィリエイト商材

(※くどい画像が続いたので猫ちゃんの写真で中和)

まあ、お店は悪くないんですよ。

お店はちゃんと上手いラーメンを作ってくれたし、お店が狭いことを気にしないお客さんもいっぱいいるのでしょう。

そうです。嫌なら二度と行かなきゃいいんです。

僕ら夫婦みたいに「子供ぬきで外食できるなんて滅多にないことだから、ゆっくりと美味しい食事を楽しみたい」なんてニーズは知ったこっちゃないんですよ。

でも…

思ったんですよ、「僕ならこういうお店にしたくないな」と。

僕なら待ち時間に並ぶ場所や、見える風景や、テーブルや座席の広さ、店内の温度や音楽、店員の接客などなど、

食事をとりまく環境のすべてを快適になるようにお店作りをしたいなと。

だってそういうすべての体験を含めて“味”だと思うから。

…でも僕はお店をもっていないし、戦うステージはそこではないので、

この教訓を「サイト作り」に活かしたいと思います。

 

“すべての体験”を含めて“味”だと思う

繰り返しですみません。

個人的には、ラーメンって順番待ちする時間や食事中の環境など、すべての体験を含めて“味”だと思うわけですよ。

これを私たちのWebサイトやブログに置き換えると…

ラーメン自体=記事の内容で、お店全体の体験=サイト・ブログ全体を通しての体験だと言うことができます。

ユーザーがどんな気持ちでどんな悩みや問題を抱えて自分のサイトに訪れてくるのか?

ユーザーがサイトを訪れる前になにを見聞きするのか? サイトを訪れたときに見える景色はどんな感じなのか?

読みたい記事を探しやすい作りになっているか? カテゴリー分けやタグの設定は適切だろうか?

読みやすいフォントや文字の大きさ、行間のスペース、広告の配置、句読点や漢字の使い方、画像の挿入、色づかいになっているだろうか? …などなど。

読者の視点に立ってサイトを体験したときに、あなたのサイトがいったいどう見えるのか&感じるのか?

いちど徹底的にチェックする機会をもたれることをおすすめします。

(偉そうに言う筆者自身まったくできていないのですが…汗)

以上、「ユーザー体験」がいかに大切か?を心から訴える記事でした。

 

そもそも「ユーザー体験」ってなに??

最後にあまりにも唐突に「ユーザー体験」の話をしちゃったので、ちょっとだけ補足をしておきますね。

「ユーザー体験」というのは専門用語で「ユーザーエクスペリエンス(UX)」と言って、“ユーザーが商品やサービスを通して得られる体験や経験”のことを意味します。

ブログなどのアフィリエイトサイトなどのWebメディアで言うと(前述とかぶりますが)以下のような体験についてです。

【ユーザー体験・UXの事例】

  • 文字が大きくて、漢字も少なくて読みやすい
  • 色使いがキレイで見やすい
  • 図やグラフでわかりやすく説明している
  • コメントへの返信がすぐに届く
  • お問い合わせに親切に対応してくれた
  • 記事の内容が調べたいことそのものだった
  • 人気記事や関連記事が探しやすい
  • ブログ内の検索がしやすい
  • ページの読み込みが速くてイライラしない
  • Googleで検索したらすぐに表示された
  • 期待した通りの内容だった

…などなど。

私たちにとって、記事に書かれている内容はもちろん最重要事項ではあるのですが、

文章の表現の仕方やデザイン全般、探しやすさ、表示スピード…なども含めて、ユーザーが体験するすべての要素を改善していくことが大切なのです。

下記に「ユーザー体験」「ユーザビリティ」に関連する記事をまとめておきましたので、ぜひあわせてお読みください。

そのブログ、読まれていますか?読みやすい文章を書くための9つの鉄則
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【正しいネット文章10カ条】ネット&スマホ全盛時代に最適な文章を書くには?
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現場からは以上です。

 

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