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広告ブロックなんて余裕!“収益への影響はたった数%説”の根拠とブロックされない広告を調査まとめ

iOS 9以降に搭載された「広告ブロック」機能によって、広告の売上が激減してしまうかも…?

わたしたち個人ブロガーやアフィリエイターは今後ネットで稼ぐことができなくなってしまうかも…?

な〜んて噂が飛びかっておりますね。

しかし安心してください!影響は軽微ですよ!

今回はiOS9に搭載された「広告ブロック機能」について、

その実情や広告収入への影響、広告をブロックさせないための対策についてまとめてみます。

ブロックされる広告、ブロックされない広告を調査した一覧まとめもありますので、最後までお付き合いのほどを。

目次

広告ブロックとは?

そもそも広告ブロック(別名 アドブロック、コンテンツブロック)とはなんなのか? をまず解説させていただきましょう。

広告ブロック機能とは、ネット上のサイトやブログなどに載せられている広告を表示させなくする(=ブロックする)機能のことです。

これはもちろん、ネットユーザーの利便性を考えての措置です。

ネットで検索したり記事を読んだりしてるときに、広告がいっぱい表示されていたらウザいですよね?

じゃあ広告をブロックしちゃいましょ!…ってなわけですね。

ユーザー視点で考えればとても便利で嬉しい機能ですが、

ネット広告で収入を得ているブロガーやアフィリエイターにとっては、まったくもって迷惑極まりない機能なわけです。

今後もし広告ブロックが普及し広まっていけば、わたしたちは広告収入を得ることができなくなってしまうかも知れないのですから…。

iOS 9と専用のアプリが必要

もうちょい詳しく説明しましょう。

広告ブロック機能が搭載されているのは、iPhoneやiPad向けに提供されているOSバージョン「iOS 9」以降です。

なので、広告をブロックしたいユーザーはまずiOS 9が搭載された新しい機種を購入しているか、古いOSをiOS 9にアップデートしている必要があります

また、iOSのウェブブラウザ(ネットを閲覧するためのソフト)は「Safari」ですが、

このSafariに搭載されたコンテンツブロッカーは、実はそのものだけでは機能しません。

ブロック機能を有効にするには、サードパーティが提供する「広告をブロックするアプリ」をApp Storeからインストールする必要があります

これらのアプリは基本、有料(120円〜240円くらい?)で売られており、

これらを購入後にiPhoneやiPadの設定を変更することで、広告ブロック機能は有効となります。

※無料のものもあります。

広告ブロックを体験してみた

では、本当に広告がブロックされてしまうのか?を自腹を切って体験してみましょう。

広告ブロック01

今回購入したアプリはこれ、「Crystal」です。120円でした。

広告ブロック08

「Crystal」は有料アプリの総合ランキングで現在2位になっている人気アプリ。みんな広告をウザいと思ってるんだなぁ…

広告ブロック02

開くとこんな感じ。設定は簡単です。

広告ブロック03

アプリをダウンロードしたら、本体の「設定」から「Safari」を選びます。

広告ブロック04

コンテンツブロッカー」を選択して…

広告ブロック05

「Crystal」を有効にします。これで設定完了!

…とっても簡単に設定できてしまいますね。

AdSense広告が消滅!

ちゃんと広告が消えているかどうか、さっそくSafariで確認してみました。

当サイト「ブログ部」には記事中と記事下にアドセンス広告(Google AdSense)を設置していますが…

広告がキレイに消えてなくなっていましたね。

広告ブロック07

こちら使用前。

広告ブロック06

使用後。アドセンス広告が消えた…。

消える広告と消えない広告がある

広告ブロック機能を有効にすると、上記のようにアドセンス広告(Google AdSense)がユーザーから見えなくなってしまいます。

またGoogleのリスティング広告、つまり検索結果ページの上のほうに出るはずのアドワーズ(Google AdWords)も表示されなくなります。

しかしなぜかYahoo!の検索結果にはリスティング広告が表示される。Googleへの嫌がらせか…?

なにをブロックしてなにをブロックしないか?は多数ある広告ブロックアプリごとに違うようです。

広告以外にも、Google Analyticsなどのアクセス解析や、TwitterやFacebookなどSNSボタンまでブロックするものなどがあるようで…

このへんはユーザーの要望に合わせて今後もいろいろなアプリが出てきそうな予感。。

ブロックされる広告、されない広告一覧を調査して一覧にしてみた

あくまで今回わたしがダウンロードした「Crystal」での実験ですが、

どの広告がブロックされるのか?されないのか?を調査しまとめてみました。

  • AdSense|アドセンス … ブロック ×
  • nend|ネンド … 表示◎
  • i-mobile|アイモバイル … 表示◎
  • Bypass|バイパス … ブロック ×
  • Criteo|クリテオ … ブロック ×
  • tapone|タップワン … 表示◎
  • AdLantis|アドランティス … ブロック ×
  • AMoAd|アモアド … 表示◎
  • A8.net(アフィリエイトASP)… 表示◎
  • Amazon(A8経由)… 表示◎
  • 楽天(A8経由)… 表示◎
  • Yahoo!広告 … △ (ブロックされる広告と表示される広告がある)
  • Google AdWords 検索広告 … ブロック ×
  • Yahoo!スポンサードサーチ … 表示◎

※一つひとつ手作業で確認しましたが、抜け漏れや間違いがあると思いますので、広告を設置するときには運営元にかならず確認してください!
※誤りの指摘や追加情報などがあれば、コメント欄から教えてください!

まあこのへんは順次変更があると思いますので、いまは大丈夫な広告でも安心できないですよね。

A8やJANet、アクセストレードやバリューコマース、レントラ、フェルマ、メディパートナー…など

この辺のアフィリエイトASPの広告がブロックされるようになったら…困りますよね。

今後はそうゆうリスクも考えながら、マネタイズの多様化について真剣に考えなくてはなりません。

広告ブロックが収益におよぼす影響は?

では、このiOS 9の広告ブロックによる収益への影響というのはどのくらいのものなのでしょうか?

わたしの個人的な観測では、個人のブロガーやアフィリエイターが被る被害は、

収益の5%未満じゃないかなと考えています。

根拠としては以下です。

まずわたしたちの収益全体100%のうち、モバイルとタブレットが占める割合は(未来予測も含めて)90%と仮定しましょう。

2014年の世界でのiOSシェア率は15%、androidが85%です。しかし日本はiOSのシェア率が異常に高く、45%もあるそうです。 (90%×45%でここまで41%)

そのうちiOS 8のシェア率が77%(2015年3月)なので、将来的にはiOS 9が80%のシェアを占めると考えておきます。

ただしiOS 9以降も広告ブロック機能が継続されるとすればいずれ100%になりますが… (41%×80%でここまで32%)

さらに、1ヶ月に1回以上スマホでなんらかの有料アプリを購入したり、

有料サービスを利用している人は40%弱と言われています。 (32%×40%でここまで13%)

このなかで広告ブロックアプリを購入して、最後まで設定完了する人は何%いるでしょうか?

個人的には2〜3割じゃないかと思いますが…売れているアプリということもあり、

どんどんこのようなコンテンツブロッカーが普及していくと考えても、せいぜい5割くらいじゃないかと思います。 (13%×50%でここまで7%)

さて、ここからはわたしたちの問題です。

あなたのネット収益のうち、アドセンス広告が占める割合はどのくらいですか?

わたしはだいたい30%くらいなので7%×30%で、最終的に2〜3%となります。

収益の半分50%をアドセンス広告で得ている人であれば3〜4%、80%頼りきっている人でも5〜6%のダメージです。

まあ、ほとんど影響がないと言ってよいレベルですよね。

専門家はどう考えるか?

スイスの金融機関の分析官は次のように評価しています。

iOSの広告ブロックがもたらす影響は2016年に10億ドル前後。

世界の広告費すべてのうちたった0.5%で、モバイル広告に限定してもわずか1.3%にすぎない。

…どうですか?

わたしの予測とほぼ同じですし、iPhoneのシェアが大きい日本の状況を考えても、

影響度が10%を超えることはないように思います。

そもそも、広告ブロックアプリをわざわざお金を出して買うようは広告嫌いな人は、

そもそも広告をクリックしてくれない人だから、ブロックされても問題ない…という考えかたもできます。

もちろん完全に安心することはできませんよ。

今後、端末本体のみでブロックできるようになったり、アップデート時などにコンテンツブロックの設定をうながす仕様になったり…というのもあり得ます。

さらにはandroidでも同様のブロック機能がデフォルトで搭載されて、だれも広告なんて見なくなる….なんて可能性も0%ではないのですから。

広告ブロックへの対応策は?

では最後に、広告ブロックへの対策をいくつか挙げておきたいと思います。

AdSense以外の広告に切り替える

これがシンプルでもっとも有効な対応策です。

いまのところ、アドセンス広告へのダメージがいちばん大きいわけですから、

アドセンス以外の広告に切り替えてしまえばいいわけです。

例えば…

  • アフィリエイト広告の比率を増やす
  • アドセンス以外のクリック課金型広告「nend」「i-mobile」などを導入

…などですね。

もちろんこのへんの広告もやがてブロックされる可能性もあるので根本的な解決策ではないですよ。

広告以外の収益化に取り組む

すべてのビジネスにとって大切なのはマネタイズの多様化によるリスクの分散です。

そういった意味では、有料のオンラインサロンや、有料記事の販売(noteなど)にはとても可能性を感じますね。

リアル集客のマネタイズ、ネットワークを介さない広告(純広告や物販など)、書籍化…など

あらゆる方法にいまからでもチャレンジすべきと思います。

広告ブロックを外すように注意書き

一部のメディアではすでに見受けられますが、

「コンテンツブロッカーを有効にしていると記事やコンテンツが正しく利用できない可能性があります。だからブロックを無効にしてね!」と書いてしまう方法。

あんまりスマートではないし、ちょっと胡散臭いですが…まあ一定の効果はあるかもですね。

Googleの対応を神待ちする

アップルによる今回の対応は、Googleとの対立構造をより深めるものです。

Googleはアドセンスやアドワーズ、AdMobe、YouTubeなど…広告収入に依存している企業です。

つまり広告ブロックが普及すると、わたしたちのようなGoogleのサービスを利用して収入を得ている人間はもちろん、Googleも広告収入も減ってしまうわけですよね。

ということでGoogleがなんとかしてくれるのを祈って待つ!というのはどうですか?

ダメですかね。。

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